アクアビューティーカレッジ

クレーム対応力を高めるためのポイント⑤

エステサロンのクレーム対応

自分のサロンを守るためには「お断り」する勇気も必要

お客さまはサロンにとって大切な存在ですが、本来のご意見の域を超えて抗議を繰り返したりする、クレーマーといわれる人が存在するのも事実です。お客さまの話に真摯に耳を傾けることは大切なことですが、そのうえで、悪質なクレーマーと判断した場合は、お断りする勇気も必要です。

いいがかりをつけて契約にないサービスまで無料で要求するようなケース、法にふれないギリギリのラインで脅して現金を求めるケースなど。このような客に対しては、毅然とした態度で接しきちんとお断りしましょう。

上記のようなお客さまが来店した場合、施術を進める中で「他のお客様と違う…」とよくない雰囲気を感じることがあります。お客様の言動におかしな点があり、それが悪質な内容と判断される場合は、お金をいただく前に「他のお客さまにご迷惑をおかけする場合は、ご利用をお断りすることがございます」などとこちらからお断りすることも選択肢のひとつと覚えておきましょう。

エステ開業に欠かせないクレーム対応力の必要性

サロン開業後はクレームのない状態で営業できることが理想ですが、スタート当時は自分でも気づかない不備やサービス不足などが発生しクレームにつながることもあります。クレームはマイナスのイメージに捉われがちですが、よりよりサロンにするための貴重なご意見です。対応が良ければ末永くサロンに足を運んでいただけたり、サロンのイメージアップにもつなげることができます。

今は、SNSなどのツールを利用する人が多い時代。お客さまの口コミはとても重要です。悪い口コミが広がってしまうと、集客に影響を及ぼしてしまい経営にも悪影響を与えます。そうならないためにも、開業前に技術や接客はもちろん、万が一の備えが必要です。
対応の仕方ひとつでお客様との信頼関係を深めることができます。「クレームへの対応力」をしっかりと身につけ、お客様にとって心地よいサロンづくりに努めましょう。

★クレーム対応力を高めるためのポイント★

<クレーム対応講座などでしっかり対応力をつける>

当スクールでは、美容カウンセリングの授業や経営学の中で、クレームに関するご質問をお受けしております。おひとりお一人、異なるご質問に都度回答しておりますのでご安心ください。

<個別相談で個々の悩みをサポート>

上記の美容カウンセリング講座はもちろん、その他の授業においても、個別にお悩みをお伺いすることができます。

クレーム客をファンに変える対応力を身につけよう

お客さまからのご意見はよりよいサロンを築くためのとても貴重なものです。いただいたクレームをしっかりと受けとめ誠意をもっと対応することができれば、店をよくするヒントとなるだけでなく、真摯に対応することでお客様との信頼を深めることも十分にあります。どのようなお客さまも自サロンのファンに変えることもできるでしょう。そのため、クレームを必要以上に恐れないことが大切です。

このように、将来開業する方においてクレーム対応力はもちろん重要ですが、まずはクレームが発生しないように、お客さまに満足していただけるサロンづくりが必要です。普段からお客様とのコミュニケーションが十分にはかれるような対応力や雰囲気を身につけておくことが大切です。

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