アクアビューティーカレッジ

クレーム対応の具体例③

エステサロンのクレーム対応

★予約が取りづらい★

当面の予約がいっぱいで、お客さまが希望される日程で予約を取ることができない場合。
まずは希望にそえないことに対してお詫びをし、別の希望日時を伺ったり予約を承れる時間をご提案します。
予約は常に変動するので、お客さまが希望される場合にはキャンセル待ちなど仮予約をとり、空き次第連絡できる体制をとり、出来る限りお客さまの希望に沿えるように努めましょう。

もし近々の予約埋まっておりかなり先のご予約をお取りいただいた場合には、お客様の都合でその予約がキャンセルになってしまっても、キャンセル料を無料にするなどの配慮が必要です。また、次に来店された際には、予約が取りづらくご迷惑をおかけしてしまったこと、予定を調整いただけたことに対してお礼を伝えるなど、サロン内の連携も大切です。
希望日に予約が取れるために予約状況など(◯◯日前には予約が埋まりやすい etc…)をお伝えし、事前に防げるよう努めましょう。

★予約したのに取れていなかった★

まずは真摯にお詫びします。お客さまはサービスを受けるためにわざわざ予定を空け、遠方から訪ねてきてくださる方もいらっしゃいます。
可能であればそのまま施術を受けていただきますが、どうしても対応できない場合は、都合の良い日時を伺い、優先的に予約をお取りさせていただきます。
その際、施術+サービス(オプションメニューなど)をするなど工夫をしましょう。ご迷惑をおかけしたお詫びを形にすることで、お客さまに納得いただける可能性が高まります。

★施術への不満。肌トラブルなど★

施術後トラブルにならないよう、事前にお客さまの健康状態を確認します。その際、施術にどのようなリスクがあるのかひとつひとつ丁寧に説明します。特に、禁忌事項や注意事項がある場合には充分ご理解いただかなければなりません。お客様に疑問点がある場合はきちんとお話します。ご了承いただいた上で発生した肌トラブルなどには対応できない旨を伝え、同意書をもらいましょう。お互いが不安のない状態でサービスを提供することで、トラブルを未然に防ぐためにも、万が一の場合でも自己責任であることを理解していただけやすくなります。

ただし、万が一お客様の肌トラブルが起きてしまった場合は、それは事実なので、お客さまの状態を気遣うことが大切です。そのうえで、最初にリスクについて説明したことを話し、納得していただくようにしましょう。場合によってはすぐに病院へ同行するなど、誠心誠意つとめましょう。

★契約後に強引に勧誘された★

サロン側に、そのようなつもりがなくても契約が強引な勧誘によって行われたものである、とあとからクレームになることがあります。その場合も速やかに対応します。

「お客さまにとっては強引に感じられた」という事実をきちんと受けとめ、契約時の言動を振り返るようにしましょう。
お客様にとって不快な契約とならないようにするためにはお客様が望まれていることは何かを情報収集し、「お客様のためになる施術を提供する」という意識で対応することが大切です。

Related 関連記事

一覧へ戻る